3ヶ月ぶりに動かすバイクの点検方法は?
3ヶ月程度の保管期間ならば、それほど心配しなくていい
「バイクは好きだけど、冬の間は寒いから乗らない」
「積雪の関係で乗りたくても乗れない」
冬の間バイクを冬眠させるケースはよくありますが、
冬に限らず、仕事や体調などの関係で3ヶ月程度バイクに乗らないこともありますよね。
しばらくぶりにバイクを動かす際の注意点ですが、
実は3ヶ月程度の保管期間ならば、それほど心配することはありません。
保管前にエンジンオイルを交換してガソリンを満タンにし、
雨風をしのげる場所で保管していたのなら、たいていの場合は問題ありません。
タイヤのエア圧を調整して、セルの勢いが弱い場合にバッテリーの補充電を行うだけで走り出せます。
ただし、3ヶ月間1度もエンジンをかけないと、ヘッド回りのオイルがすべてオイルパンに落ちていますから、最初にエンジンをかけたときはすぐに回転を上げないこと。
走り出す前に、一応レバーやペダルがスムーズに動くか、チェーンの状態はどうかも確認しましょう。
ただし、何のケアもせずに「野外保管」した場合は注意!
問題は、乗りっ放しのまま何のケアもせずに、屋外で保管した場合です。
程度にもよりますが、オイルが汚れたまま3ヶ月間放置すると、オイルを取 り込んだスラッジ(ガソリンの燃えカスや劣化したオイルの分子が混ざり合って泥状になった汚れ)が、エンジン各部に溜まってしまうケースがあります。
走る前のオイル交換は必須ですが、交換しても溜まったスラッジを取り込んで すぐに汚れてしまうため、次の交換は通常より早めにする必要があります。
タイヤのエア圧、バッテリーの充電状態も同様に確認しましょう。
屋外保管だとしても、ボディカバーぐらいはかけてあったと思います。
ボディカバーは雨が直接当たるのを防いでくれる反面、降雨後に晴れたときには、地面からの湿気がこもってしまいサビの原因になります。
レバーやペダル、チェーン、ワイヤーケーブル類の動きは、その辺を頭に入れた上でチェックしてください。フロントフォークインナーチューブにサビが出ていないかも確認しましょう。
バイクを長期保管する前の注意点、状況に応じた理想的な保管方法については、
秋頃にでも改めて詳しく説明したいと思います。
野外保管した場合には、タイヤとバッテリーチェックに加え、
各パーツの動き、サビが出ていないかを確認する
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元MFJロードレース国内A級 国家三級二輪整備士
月刊「オートバイ」を中心に20年以上のキャリアを持つバイクジャーナリスト。
特にメカニズムやメンテナンス、チューニングを得意分野とし、それに付随す
るパーツや工具、ケミカルにも精通。
パーソナルHP「and-power.com」を運営。











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