タイヤの交換時期を教えて!
まずは溝の深さをチェックしよう
道路運送車両法という法律で、
「バイクのタイヤは、溝の深さが0.8mm以上なければ走ってはいけない」
と決められています。
溝の深さを測る専用のゲージもありますが、ユーザー自身が目視で簡単にチェッ クできるよう、タイヤにはインジケーターがついています。
タイヤの側面をよく見ると、三角形のマークが3ヶ所ほどあります。
この三角マークの部分のトレッド面(タイヤの路面に接する面)は、一部溝が浅 くなっていて、タイヤが磨り減ってくると浅い部分の溝が最初に無くなるように なっています。
これがいわゆるスリップサイン。
これが出始めたら溝の深さが0.8mmになった証拠です。
すぐにタイヤ交換の手配をしましょう。
現実には、スリップサインが出る頃には特に雨天時のグリップ力が大幅に低下し ています。
財布に余裕があるなら、スリップサインが出る前の交換をオススメします。
溝があるから大丈夫とは限らない
では、溝さえ残っていれば大丈夫なのでしょうか?
残念ながらそうとは限りません。
耐久性が高いとはいえタイヤはゴムですから、
長い時間を経ると硬化が進んで、本来のグリップ力が発揮できなくなります。
ある程度硬化が進んでも無理をしなければ走れてしまうため、
硬化の限界点を見極めるのは非常に難しいです。
トレッド面に爪を立てても痕が残らない場合、あるいは側面を含めてタイヤ表面 に細かなひび割れが発生していたら、交換を考えた方がいいでしょう。
タイヤは定期交換部品の中でも高価な部類に入るため、交換時期と解っていても 延び延びにしているユーザを見かけます。
それはとっても危険です。
以前、クルマのタイヤのCMで「タイヤは命を乗せている」というコピーがあり ましたが、まさにそのとおり。
計画的に予算を確保しておいて、早め早めの交換を心がけましょう。
溝が残っていてもゴムがカチカチに硬化していたり、表面に細かなひび割れがあっ たら交換する
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元MFJロードレース国内A級 国家三級二輪整備士
月刊「オートバイ」を中心に20年以上のキャリアを持つバイクジャーナリスト。
特にメカニズムやメンテナンス、チューニングを得意分野とし、それに付随す
るパーツや工具、ケミカルにも精通。
パーソナルHP「and-power.com」を運営。











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