スクーターのマフラーの詰まりを解消するには?
焼くと音が大きくなってしまいます
2サイクルエンジンは、ガソリンにオイルを混ぜてエンジン内部を潤滑し、
そのままガソリンとオイルを一緒に燃やして排出します。
そのため、ガソリンに加えてオイルの燃えカス(=カーボン)も発生し、
それが排気系に堆積して、不調を招くことが少なくありません。
その昔、バッフルと呼ばれる消音部分がマフラーから抜き取れた時代には、バッ フルを焚き火の中に放り込んだりしてカーボンを焼き切ったものです。
今はそういった構造のマフラーがなくなってしまいました。
加えてスペースに余裕のないスクーターのマフラーは、
内部を3つぐらいの部屋に仕切り、それぞれを細いパイプでつないで消音する構造になっています。
また、マフラーの内壁にグラスウール(短いガラス繊維でできた、綿状の素材) を仕込んで、消音をサポートしているケースも多々あります。
そんなスクーターのマフラーを焼いても、詰まりはある程度解消されるものの、 焼き切れて粉状になったカーボンは外に出て来きません。
さらにグラスウールも焼け落ちてしまい、
結果的に排気音がうるさくなってしまいます。
私も経験がありますが、あまりオススメはできません。
2サイクルスクーターのマフラーは消耗品
現在、2サイクルスクーターのマフラーは消耗品という扱いになっています。
耐久性は「15,000〜20,000km」ぐらいです。
粗悪なオイルを使っていると、
10,000kmぐらいで詰まってしまうこともあるので注意しましょう。
純正マフラーの価格は「10,000〜15,000円」ぐらい。
交換時に新品にするガスケットが「300〜400円」します。
自分でも交換できる部類の作業ですが、
ショップに頼むと工賃は「3,000〜5,000円」程度になります。
結構大きな出費になってしまいますね。
純正とほぼ同じ形状と構造で、
価格を1万円以下に抑えた補修用マフラーが出回っています。
予算がないときには嬉しい製品ですが、
私自身使ったことがないので性能や精度に関して確約できません。
購入される際はよく確認してください。
なお、上記はあくまでも2サイクルのスクーターを対象としたものです。
4サイクルエンジンの場合は、スクーター、オートバイともに事情が変わってき ますから、次の機会に説明させて頂きます。
2サイクルスクーターのマフラーは消耗品、詰まったら買い換えましょう
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元MFJロードレース国内A級 国家三級二輪整備士
月刊「オートバイ」を中心に20年以上のキャリアを持つバイクジャーナリスト。
特にメカニズムやメンテナンス、チューニングを得意分野とし、それに付随す
るパーツや工具、ケミカルにも精通。
パーソナルHP「and-power.com」を運営。











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