バイクで高速道路を走るときの注意点は?
スピードを一定に保つ
高速道路は、対向車はいませんし、
横から飛び出してくる歩行者もいません。
一般道よりも安全に長距離を走ることができますが、
初めてとなるとやはり不安要素はあるでしょう。
入口から出口まで順を追って説明していきますが、
あくまでもひとつのパターンになります。
これにとらわれず、自分なりに経験を積んで、
安全・便利と思ったことはどんどん取り入れてください。
まずはじめに、ウェアについて。
スピードが出ると体感温度が下がりますし、
裾や襟元から容赦なく風が入って来ます。
街中を走るときよりも、
1枚多く着るようにしたほうが良いでしょう。
防風性を考慮したジャケットかインナーを着るのがベストです。
高速に乗り入れると、最初の難関は合流です。
一般的な高速道路ならば加速車線が長くとってあるので、
十分スピードを乗せて合流できます。
問題は、東京の首都高速といった都市高速道路です。
場合によっては、加速車線が10数メートルしか確保されていない
というケースもあります。
そんな場所では、ギアを1速低くしてスピードを若干押さえ気味に加速車線に入り、ココというポイントで一気に加速して合流するようにしましょう。
注意点は、走行車線を走るクルマに気をとられて、
前方の確認をおろそかにしないこと。
合流できずに加速車線の先端で止まってしまう、
ということの無いように注意しましょう。
合流できたら、そのまま目的の速度まで加速し、周囲の流れに乗ります。
次に、走行中の注意点です。
ポイントは一定の速度をキープすること。
アクセルを一定にしていても、下り坂ではスピードが上がり、
上り坂ではスピードが落ちます。
特に上り坂でスピードが落ちると、後続車との車間が詰まって流れを乱したり、
追い越しをかけられる元になります。
ときどきスピードメーターを確認して、
スピードが極端に変わらないように注意しましょう。
また、自分が小さいことと、相対的にブレーキが効くためか、
バイク乗りは前車との車間を詰める傾向にあります。
すぐ後ろでバイクのヘッドライトがチラチラしていることは、
4輪のドライバーに無用なプレッシャーと邪魔な印象を与えます。
意識して車間を空けるなり、
追いついてしまったときはサッサと追い越して前に出るようにしましょう。
大型車との並走に注意
流れに乗って走っていれば高速道路はいたって快適ですし、
一般道に比べればはるかに安全です。
合流してくる車両には注意が必要ですが、あらかじめ中央寄りの車線に移動するなどして、なるべく関わりを減らすと良いでしょう。
また、大型トラックを追い越したり、
あるいは追い越されたりするときにも注意が必要です。
高速で走る大型トラックの横は、物を吸い寄せる空気の力が働いています。
意識せずにそのスポットに入ると、
バイクがフッとトラックの方に引っ張られてドキッとすることがあります。
大型トラックは遠方の視界はいいのですが、
手前にある小さな車両を認識しにくい特性があります。
もし大型トラックに囲まれてしまったり、後ろから迫ってくるような場合は、
できるだけ早くその状態から抜けるようにしましょう。
教習所で習ったかと思いますが、山間の高架橋の上やトンネルの出口付近は横風が強く吹くことがあり、これも意識していないとバイクが横に流されます。
十分に注意してくださいね。
最後に、料金所の通過方法について説明しておきましょう。
高速道路に乗りなれた人は、
・タンクバッグの地図入れの部分に1,000円札を入れておく
・ガムテープに小銭を貼り付けて、タンクに貼っておく
・受け取った通行券は、料金所のブースを出て、左に寄せてからしまう
などなど、スムーズに通過できるように自分なりの工夫をしています。
しかし、そこまでするのは、
乗り慣れて余裕が出てきてからで十分です。
まずは落ち着いて、確実に通行券を受け取り、料金を支払って、おつりや領収書をしまってからブースを出ましょう。
慌てて通行券を走行中に飛ばしてしまったり、小銭をバラまいたりしたら元も子もありませんから。
いろいろな意味を含めて料金所では左寄りのブースを選ぶのが得策ですが、最近はいちばん左がETC専用になっているケースがよく見られます。
料金所を通過して左に寄せる場合は、
ETCレーンを抜けて来たクルマに十分注意しましょう。
あと、忘れてはならないのがガソリンです。
高速道路では、約50kmごとに、
ガソリンスタンドを併設したサービスエリアが設置されています。
4輪なら余裕の距離ですが、
バイクの燃料タンクのリザーブ容量は2〜3リッター。
排気量によっては50km走れないケースもあります。
高速道路上でのガス欠は交通違反になりますので、
早め早めの給油を心がけましょう。
スピードを一定に保ち、大型車との並走に注意する
ガス欠に注意して、早めの給油を心がける
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速度感覚が高速モードになっているので、インターを降りた直後のランプも気を付けて下さい。実際に目撃したのですが、私のすぐ前でインターを抜けていったバイクがRのきついランプを曲がりきれず転倒しました。幸い怪我は軽かったようですが。
2008年01月16日 12:56 | talulu
元MFJロードレース国内A級 国家三級二輪整備士
月刊「オートバイ」を中心に20年以上のキャリアを持つバイクジャーナリスト。
特にメカニズムやメンテナンス、チューニングを得意分野とし、それに付随す
るパーツや工具、ケミカルにも精通。
パーソナルHP「and-power.com」を運営。











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