タイヤのクリーニング方法は?
タイヤのツヤ出し剤は不要?
出ばなをくじくようで申し訳ありませんが、以前タイヤメーカーの技術者に話を伺ったところ、「タイヤは中性洗剤とタワシで洗うだけで十分。ツヤ出し剤はいらない」ということでした。
ただし、これはあくまでもタイヤを作る側の見解。
タイヤを含めてバイクをいつもキレイにしていたい、
と思うのはユーザーとして至極当然の心理です。
かく言う私自身も、洗車の仕上げにクルマ用のタイヤのツヤ出し剤を使うことが良くあります。
「ツヤ出し剤がタイヤのひび割れを誘発する」などと、
まことしやかに噂されたこともありました。
しかし、バイクやクルマの雑誌で20年以上に渡って洗車関係の記事を手がけて来た経験では、そういった事実は確認できていません。
普通に乗っていれば、タイヤにひび割れが発生する前に交換時期になってしまう、というのが現実ではないでしょうか。
タイヤに直接吹き付けない
バイクに使っても問題のないクルマ用のタイヤツヤ出し剤ですが、使い方には注意が必要です。
クルマでは汚れたタイヤ側面に直接スプレーするだけで、泡が汚れを溶かし落とすと同時にツヤを出す、という製品がほとんどです。
しかし、この方法では、ツヤ出し剤がブレーキディスクやタイヤの接地面(トレッド面)に付着する可能性が高くなります。
まさに質問者さんが危惧されていることですが、
安全上、これは避けなければいけません。
そこで、まずタイヤに水をかけてタワシと中性洗剤で汚れを落とします。
洗剤はカーシャンプーでも食器用洗剤でも大丈夫です。
洗い終わったら水で十分に流し、水滴を拭き取ります。
もしエアガンの圧縮空気が使えるなら、
ホイールとタイヤの隙間の水も吹き飛ばせて便利ですね。
最後にツヤ出し剤の出番です。
直接タイヤに吹かず、スポンジやウエスに吹き付けてからタイヤ側面に塗り込んでいきます。
これでクリーニング完了。
ツヤ出し剤をスポンジやウエスで塗ると光沢感が出ませんが、タイヤ本来の鈍いツヤが出ます。
タイヤ専用のツヤ出し剤だけでなく、
ポリメイト(商品名)などの汎用の保護ツヤ出し剤も使えるので試してみてください。
ツヤ出し剤は、スポンジなどに吹いてから塗る
トラックバックはまだありません。
- この記事に対するTrackBackのURL
コメントはまだありません。
元MFJロードレース国内A級 国家三級二輪整備士
月刊「オートバイ」を中心に20年以上のキャリアを持つバイクジャーナリスト。
特にメカニズムやメンテナンス、チューニングを得意分野とし、それに付随す
るパーツや工具、ケミカルにも精通。
パーソナルHP「and-power.com」を運営。











※コメントは管理者の承認後に表示されます。