マフラーの詰まりを調べる方法は?
マフラーを外して走るのは厳禁!
スクーターのスピードが出なくなる原因は、いろいろ考えられます。
質問にあるマフラーの詰まりもそのひとつですが、ほかに駆動系のVベルトの磨耗、変速をつかさどるウェイトローラーの偏磨耗も考えられます。
「ボッボッという音がして吹けが悪い」という症状を考え合わせると、
エアクリーナーの目詰まりやキャブレターの詰まりの可能性もあります。
修理するに当たっては原因となりえる部分をひとつひとつチェックしていくことになりますが、マフラーの詰まりをチェックするために、マフラーを外して走ることは無意味です。

マフラーは単なる消音装置ではなく、エンジン性能に関わる重要な部品。
2サイクルエンジンではなおさらです。
確かにスクーターのマフラーの主な役割は消音ですが、吸排気バルブの無い2サイクルエンジンでは、マフラーを外すと爆発する前の混合気が吹き抜けてしまい満足に走ってくれません。
つまり、マフラーを外して走っても、マフラーが詰まっているかどうかの判断はつかないわけです。
それ以前に、マフラーを外すととてつもない爆音が出ます。
その面からも、マフラーを外して走るのは絶対にやめましょう。
試しに息を吹き込んでみる
スクーターのマフラーは分解できないので、
詰まり具合を正確に判断するのは簡単ではありません。
マフラーを外してエンジン側から勢い良く息を吹き込んでみると、新品ではスカッと吹き込めてしまいますが、詰まっている場合には抵抗を感じます。
ただ、新品時の抵抗の無さを知っていれば、微妙な抵抗感も感じ取れるかもしれませんが、外したマフラーに息を吹き込んで詰まっているかどうか判断するのは、ちょっと難しいかもしれません。
2サイクルスクーターのマフラーは基本的に消耗品。
走行15,000〜20,000kmごとの交換が推奨されています。
もしこの距離を越えているなら、まずはマフラーを交換。
それから他の部分をチェックしていくと良いでしょう。
交換するかどうか微妙な距離の場合は、Vベルトの磨耗からチェックしていくのがスクーターのメンテナンスのスタンダードです。
2サイクルスクーターのマフラーの詰まり対策と交換、
その費用については過去に触れています。
そちらも参考にしてみてください。
2サイクルスクーターのマフラーは、消耗品と考えよう
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元MFJロードレース国内A級 国家三級二輪整備士
月刊「オートバイ」を中心に20年以上のキャリアを持つバイクジャーナリスト。
特にメカニズムやメンテナンス、チューニングを得意分野とし、それに付随す
るパーツや工具、ケミカルにも精通。
パーソナルHP「and-power.com」を運営。











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