ホイールのブレーキダストを落とす方法は?
マメなクリーニングがいちばん
「ブレーキダスト」というのは、ブレーキをかけたときに発生する、
ブレーキパッドやブレーキディスクの微細な削れカスのことです。
主な成分は金属。
これが熱い状態でブレーキから飛散してホイールに付着するため、
ホイールの表面に食い込んでしまうんです。
最初は黒いブツブツですが、そのまま放置するとサビて茶色っぽくなり、
塗装やその下の金属にダメージをおよぼすので注意が必要です。
以前、ある自動車ホイールメーカーの方にクリーニング方法を伺ったところ、
「週に1回洗えばブレーキダストはこびりつきません」とのこと。
また「週に1回洗うならクリーナーはカーシャンプーでもガラスクリーナーでもいい」
とのことでした。
確かにその方のクルマのホイールはキレイでしたし、その場でガラスクリーナーで洗ったもらったところ、ブレーキダストの初期段階である黒い粉末状の汚れが簡単に落ちました。
ただ、週に1回というのはいささか現実離れした感がありますね。
良いクリーナーと根気がポイント
では、こびりついて通常の洗車では落ちなくなってしまった
ブレーキダストへの対処方法をです。
これには「良いクリーナー」の選択と、
妥協せずに作業を繰り返す「根気」がポイントになります。
ホイールクリーナーはクルマ用を使いますが、
カー用品店に行くとたくさんの製品が売られています。

私もすべてを試しているわけではありませんが、仕事も絡めていろいろテストした中で、今もプライベートで使い続けているのが、カーメイト(メーカー名)の「パープルマジック・アルミホイールクリーン&コート・マグナショット」という製品です。
この製品、通常のホイールクリーナーとはちょっと変わっていて、ホイールに付着したブレーキダストを化学的に溶かし落す働きがあります。
ホイールが冷えていることを確認したら、
ホイール全体にくまなくスプレーします。

ほどなく液剤がブレーキダストに反応して紫色に変色します。 (写真はクルマのホイールでの使用例です)
そのまま2〜3分置いたら付属のスポンジや市販のナイロンブラシを使ってこすり、 タップリの水で洗い流しましょう。
これを数回繰り返してやれば、かなりのレベルまでキレイになるはずです。
鉄分に反応するためブレーキディスクに付着すると真紫に変色し、水で洗い流しても跡が残りますが、走ってブレーキをかければ消えますし、ダメージもないので問題ありません。
もうひとつ、塗装面に付着した金属粉の除去というと、
自動車用の粘土クリーナーが知られています。
水をかけながら塗装面の上をすべらせることで、
付着した金属粉を取り除くものです。
これもホイールに付着したブレーキダストの除去に使えます。
しかし、表面がツルツルした塗装ホイールにしか使えない、リムとスポークの境目といった込み入った部分に使えないなど、使い勝手の面ではイマイチですね。
ブレーキダストに反応するクリーナーを使う
塗装仕上げには粘土クリーナーも使えるが、使い勝手はイマイチ
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元MFJロードレース国内A級 国家三級二輪整備士
月刊「オートバイ」を中心に20年以上のキャリアを持つバイクジャーナリスト。
特にメカニズムやメンテナンス、チューニングを得意分野とし、それに付随す
るパーツや工具、ケミカルにも精通。
パーソナルHP「and-power.com」を運営。











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