バッテリー交換時に容量を上げてもよい?
グランディスで「55B24」のバッテリーを積んでいるのですが、そろそろ交換時期なので、容量を大きくして交換してもいいものか悩んでおります。ネット検索では容量アップに伴うデメリットばかりが目立ちますが、実際のところはどうなんでしょうか?もし容量アップ(65B24か80D26で考えています)するのなら、どこまでならいいのでしょうか。純正以外の電装品はETCとレーダー探知機を使用しております。
miyaDさんの答え
バッテリーについてのご質問ですね。
まずはバッテリーの働きをおさらいしておきましょう。
バッテリーをひとことで言うと、
エンジンを始動するセルモーターを回すための充電池です。
走行中のバッテリーは、
エンジンの回転を使ってオルタネーターが発電した電気を蓄えています。
車が普通に走行している状態であれば、エアコンやオーディオなどの電力消費もオルタネーターが発電しているものでまかなわれます。
(夜間の渋滞などの場合、若干バッテリーからの持ち出しということもあります)
車を止めてキーをアクセサリー位置にしてオーディオを楽しむなどというのは、
バッテリーに蓄えられている電気を食いつぶすだけになります。
その後にエンジンがかからない、ということもよく起きますね。
バッテリーの容量を大きくするということは、
この貯めておく入れ物を大きくするということになります。
容量が大きいということは、外形が同じでも、
より多くの電気を貯められるということです。
一般的に電池(バッテリー)は「温度が低い環境では取り出せる電気の量が少なくなる」という性質を持っています。
寒い朝など、バッテリーが弱って、
エンジンがかかりにくくなるということがありますよね。
ですから、自動車メーカーの出す寒冷地仕様車では、
バッテリーは大型のものが積まれていたりします。
バッテリーは充放電を繰り返しているわけですが、劣化によりこの充電能力(取り出せる電気を蓄える力)が落ちてきて寿命を迎えます。
さて、容量の大きなバッテリーへの交換について説明します。
容量を大きくすることは、基本的にメリットばかりです。
デメリットは、価格が高くなることぐらいでしょう。
ただし、それはバッテリーの規格を正しく理解していることが前提になります。
とりあえず「55B24L」というバッテリーを例にします。
「55」というのは容量、
「B」はバッテリーの幅と高さ、端子の規格です。
「24」というのはバッテリーの長さ(cm表記)、
「L」はバッテリーの端子の位置を表します。
端子を手前にしてバッテリーを見たときに、
マイナス端子が右ならR、左ならLです。
乗用車には、この「B24」や「B20」など、
B規格のバッテリーが多く使われています。
軽自動車の一部にA規格のバッテリー、また、
D規格のバッテリーが大型車やディーゼル車に使われています。
ご質問にある「55B24」を「65B24」に交換する場合には、
外形はほぼ同等で容量のみ変わりますので、なんら問題ありません。
むしろ、オススメの交換方法です。
ところが「55B24」を「80D26」にしようとすると、接続する端子のサイズが異なりますので、車両側の端子を交換しなくてはなりません。
大きさもかなり違うので、取り付けステーも要交換ですし、
そもそも乗せられるだけのスペースがない車のほうが多かったりします。
不可能ではありませんが、一般的には行わない作業です。
ですから、より大きな容量のものにしたいという場合には、「B24」というサイズを変えずに、売られている最大容量のものにすればよいでしょう。
LとRは間違えないでくださいね。
また、実際にバッテリーを選ぶとなると、
様々なグレードがあって迷うかもしれません。
しかし、バッテリーのグレードには、統一的な規格がないのが現状です。
各社が最高級グレードと称して価格が倍以上するような商品をラインナップに加えていますが、普通に使う分では価格ほどの性能差を見出すのは困難だと思います。
もちろん、安心を買うために名の知れたブランドのトップモデルを購入するのは、精神衛生上大いに結構なことだと思います。
それとは逆に、3年ごとに交換すればよいと割り切って、
廉価版を購入するのもありかと思います。
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08.07.29更新










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