バッテリーあがりを防ぐ方法は?
バッテリーの充電について質問させていただきます。軽自動車を所有していますが、週に1度くらいしか乗らないせいか、新車で購入したのに2年ほどでバッテリーをあげてしまいました。バッテリーを交換したものの、またダメにしてしまわないかと心配しています。そこで質問です。バッテリーが充電されるのは走行している時なのでしょうか。それともエンジンをかけるだけで充電されるものなのでしょうか。環境のことを考えると不必要な走行やアイドリングは避けたいと思っているのですが、バッテリーあがりを防ぐために最小限必要なことをお教えいただけたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
miyaDさんの答え
バッテリーあがりを防ぐための方法、ということですね。
バッテリーは走っているときに、フルパワーで充電されます。
アイドリングでもオルタネーターは発電しますが(エンジンがかかってさえいればベルトで駆動されるため)、このときの発電量は、使用される電力と比べて少し上回る程度のものだと思っておいたほうが良いでしょう。
また、充電目的でときどきエンジンをかけるというのは、
環境保護という側面だけでなく、機械的な見地からもおすすめできません。
物が燃えると、水と二酸化炭素が発生するのはご存知の通りです。
エンジンでガソリンが燃えるときも、
排気ガスに混じって水(水蒸気)が排出されています。
冬の朝などに前を走る車のマフラーから、
水が出ているのを見たことがあると思いますがアレです。
エンジンでは水蒸気として出たものが、冷えた排気系(マフラーを含む)を通る間に水に戻ってしまっているんですね。
しばらく走行して排気系が熱くなってくると、
水蒸気のまま外に排出されるようになります。
排気系が温まる前の、この水が非常に問題です。
チョイ乗りしかしない車のマフラーが短期間で中から錆びて穴が開くというのは、この水が原因なのです。
バッテリー充電のためのアイドリングは、
マフラーを水浸しにするような行為になってしまうのです。
さて、新車で2年でバッテリーあがりということを気にされているようですが、このような使用状況によるバッテリーあがりの場合、充電するとまたしばらく使えたりもします。
バッテリーを考えるときには、
水の入ったバケツをイメージしてみてください。
バッテリーの容量は、バケツの大きさ。
充電されている電気の量は、水の量です。
ただし、バケツ自体が毎日毎日少しずつ小さくなります。
(バッテリーの劣化による容量の減少が、寿命への道のりです)
そして水は、エンジンをかけるときに多く使われ(放出され)、
快調に走っているときに補充されます。
車が止まっている(車庫に保管など)ときにも、
少しずつ水は漏れています。
(これが放電です)
毎日結構な距離を走る車というのは、走行中の発電によって、
容量いっぱいの水が常に補充されているような状態です。
それに比べて質問者さんの車のようにほんのちょっとしか乗られない場合は、バケツは毎日小さくなりつつ、少しずつ水も漏れているというダブルパンチになるわけです。
先の「充電するとまたしばらく使えるようになる」というのは、このバケツから漏れるにまかせている水の分を、充電によって補充できるからです。
それでもときどきしか満タンにされないバケツは、
その大きさが小さくなる速度も速くなってしまいます。
つまり、寿命が短くなるのです。
余談ですが、大抵の新車装着のバッテリーは市販のものより容量や性能的に劣るものがほとんどです。
ここまで書いてきたように、現在の使用状況では、
バッテリーあがりを防ぐのは難しいかもしれませんね。
使用しないときにバッテリーのマイナス端子を外しておくなどの裏技は、
あまりお勧めできません。
時計やラジオ、カーナビなどの設定がリセットされてしまう恐れがあるのがその理由です。
ひとつの解決策としては「太陽電池方式の充電アクセサリー」の利用を検討しても良いかもしれません。
ダッシュボードに置かれた太陽電池が、日の出ている間中、発生した電気をバッテリーに送り続けるというものです。なかなか理にかなっていると思います。
トラックバック
トラックバックはまだありません。
- この記事に対するTrackBackのURL
コメント
鉛バッテリーが劣化するのは、放電時に鉛極板に生成した絶縁体の酸化鉛の白い結晶(サルフェーション)がこびりつき、表面積が減少してしまうからです。3〜5年で寿命?
10.8V以下の過放電状態にすると、その生成が促進して速く傷めてしまいます。
太陽光充電器は、自然放電分を充電してくれるから良いようですね。
REFRESH BATTERY の為にほんの少量入れて、充電・放電を繰り返す事により、サルフェーションを溶解還元させるREFREBAが有ります。
2008年02月16日 00:29 | AriStoCraZy
「太陽電池方式の充電アクセサリー」はとてもお勧めできます。
私は軽自動車所有で年1万キロ走行しますが、このグッズのおかげで新車の時から7年間一度もバッテリーの不安を感じたことがありませんでした。
当然、新車に搭載されていたバッテリーのままで、交換することもありませんでした。
私の場合は1万キロ走行しますので、今回のケースには当てはまらないかもしれませんが、近頃の自動車はキーレスエントリーや盗難防止装置などエンジン停止中でもかなりの待機電力を使用していますから、その補填として十分な効果があると思います。
2008年02月13日 00:43 | じまさん
プロが教える=自分で出来るクルマのメンテ
クルマいじりのツボお教えします。プロ整備士による、自動車のメンテナンスを楽しむ人のためのメルマガです。洗車やワックスのかけ方から、古い車と上手に付き合う方法などもご紹介しています。








08.07.29更新










※コメントは管理者の承認後に表示されます。