バッテリーの比重が1室だけ異なります…。

バッテリーの比重が1室だけ異なります。簡易比重計で計ると、1室だけ「良好」ぎりぎりのところで「要充電」の1歩手前のところです。バッテリーは2年程しか経っていないし、他の5室の比重がとても良好なので、交換せずに済ませたいのです。何か良い方法はないでしょうか?希硫酸を入手して入れればよいかとも思いますが、なにぶん劇薬のため、一般人の自分に入手できるのかもわかりません。

(moomin)
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miyaDさんの答え

気になるのであれば、残念ながら交換がおすすめです。
とはいえ「すぐに交換が必要だ」ともいえません。

まずはきちんと充電をして、比重のばらつきがどの程度解消されるか、
様子を見てみてください。

そして、ある程度ばらつきが解消されれば、
それほど神経質になることも無いと思います。

バッテリーの比重計を使った時に見える数値は、硫酸の濃度を反映しているわけですが、
バッテリーの充電容量と密接に結び付いているとはいえイコールではありません。

言ってしまえば、充電容量を予想するための、
ひとつの物差しでしかないわけです。

ご質問にあるように希硫酸を入れれば見掛けの比重は確かに上がりますが、
根本解決には至りません。

充電容量が増えるわけではないからです。

元々バッテリーには、各セルに適量の希硫酸が注入されています。
そして各セルの比重はほぼ同じ状態で使用開始したはずです。

それが「1室だけ良好ぎりぎり」になっているということは、
金属板のほうに問題が出ているのが主な理由です。

苦労して希硫酸を入手して注入すれば比重は上がるかもしれませんが、
この金属板の問題を解消できるわけではありません。

このあたりをまず、ご承知おき頂きたいと思います。

それでも、どうしてもということであれば、
以下を参考にしてみてください。

最近のバッテリーは液入りで充電済みのものばかりですが、以前はバッテリーを使用し始める時に電解液(希硫酸)を入れて、補充電をして使用開始という商品も結構ありました。

ですので昔からバッテリーを取り扱っているお店であれば、
もしかすると倉庫の隅にこの電解液の在庫が眠っています。

また、薬局で硫酸を購入という方法もあるでしょう。

この辺の危険物の販売方法については詳しくは知りませんので、
薬局に確認いただきたいと思いますが、不可能ではないと思われます。

いずれにしろ、「1室だけ良好ぎりぎり」という状態の根本解決にはなかなか至らないのではなかろうかと想像します。

現在の状態でエンジン始動に不安があるよう(セルモーターに元気が無いなど)であれば即バッテリー交換、そうでなければ様子を見ながらそのまま使用を続けるというのが大人の対応かなと思いますが、いかがでしょう?

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コメント

鉛蓄電池 昔のハーレーは、木枠の中のガラス容器に
コールータールで固めていましたよ。
1セルだけ交換が可能でした。
現代ロシア製のバッテリーは、分解出来て交換が可能らしいです。
進んでいるなー・・

わたぼーさんが仰るように、硫酸を足しても解決にはなりません。

劣化の原因は、古くなると不伝導体の硫化鉛(サルフェーション)
白い結晶が極板を覆い、極板の表面積が減少するからです。

新品は黒いですが、劣化すれば白い結晶が張り付いて、全体が膨らみます。

要取替となりますが、最近サルフェーションを電気メッキの様な
理屈で、溶解還元させる技術・・が有りますが・・中々奥が深いです。

気温が5度以下では、完全充電しないし・・
バッテリーを酷使・・10.8V以下まで放電させると極端に劣化・・

しかし上手に扱うと、13年前のバッテリーも回復可能です。

2009年02月18日 18:32 | クルマもっと長持ちさせたい

自動車のバッテリーは鉛蓄電池だと思うのですが,新品の(充電後の)鉛蓄電池の場合,陽極(+極)に二酸化鉛(PbO2),陰極(−極)に鉛(Pb),電解液に希硫酸(H2SO4+H2O)となっており,
完全放電後には,陽極(+極)に硫酸鉛(PbSO4),陰極(−極)も硫酸鉛(PbSO4),電解液の希硫酸が使われ水(H2O)となっており,
放電時には硫酸の濃度が低くなるために電解液の比重が軽くなるという現象が起こるわけです.

そのためフル充電しても比重が軽いからと言って電解液に硫酸を入れても,電極の金属板を入れ替えない限りは解決にはならないと思います.

2009年02月18日 12:14 | わたぼー

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