タイヤ交換のコツを教えて!

北陸に住んでいるので毎年タイヤを交換しているのですが、今年作業したときにナットの締め方がきつく、ボルトがボキッと折れてしまいました。タイヤ交換するときのコツなど教えていただけると助かります。また交換する時の道具は、電動の機械など、お店に売っているのを使う方がよいのでしょうか。

(石川ヒロ)
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miyaDさんの答え

タイヤ交換のコツですね。

まず道具ですが、電動のものなどは必要ありません。
というより、むしろ使わない方がよいとお考えください。

我々がエアーインパクトを使うのは、作業時間を少しでも短縮するためであって、
正確な作業をするためではありません。

もしお金を出すのであれば、
「トルクレンチ」を1本買っておく事をおすすめします。

ボルトの締め付けトルクを管理する(締め付けすぎない)ためです。

さて、交換手順です。

緩める時には、普通にクロスレンチで緩めてかまいません。
コツは締める時にあります。

ご質問のようにボルトの折損が起きたのは、
締めすぎによるものが大部分です。

また、砂などを噛み込んで締めてしまうとねじ山が壊れます。

まずは、パーツクリーナーを使って、
ボルトナット両側の汚れなどを流してしまいます。

その後、ボルトを手で締めていきます。

もしここで引っ掛かりがあるようだと、砂などを噛みこんでいる可能性が高いので、
再度クリーニングします。

根元まで手で締めた後、レンチを使って締めてゆきます。

このときの締め具合が大切なのですが、
ネジというものは「緩まない最小限の強さで締める」というのが基本的な考え方です。

車載のL型レンチでも、力任せに男性が両手を使って体重を掛ければ、
締め過ぎてしまいます。

足で踏んづけるなどというのは論外です。
(緩める時には無くは無いですが)

どのくらいの強さで締めるかというのを文章で書くのは難しいのですが、
1度プロ現場に立ち会ってみればすぐに要領はつかめると思います。

また、パーツクリーナーの変わりに、
浸透性潤滑剤を使うのも無くはありません。

もちろん、ある意味邪道といわれる方法になります。

というのは、締め付けるネジ類にオイルを塗ると、その潤滑性から「規定トルクで締めても想定以上の力になってしまうのでご法度」というのが常識だからです。

とはいえ、砂などを噛みこむよりははるかに良いですし、
スムースに締めていけますので、うちでは大型車両のタイヤ交換では必ず使っています。

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コメント

タイヤショップでがんがんに締められて、車載工具で交換しようとしたら緩まなくて往生したことがあります。プロも緩むのが怖いのか、規定トルク以上で締めているのでしょうか。

2009年04月23日 01:15 | yuji

このタイヤ交換の質問をした石川ヒロです。大変分かり易い解説で、目からウロコでした。ご親切本当に感謝いたします
また分からないこと教えてくださいませ
感謝と共に

2009年04月18日 20:28 | 石川ヒロ

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