ワックスの種類と選び方は?

ワックスの種類について教えてください。固形や液体など、いろいろありす ぎて何を使えばいいのか迷っています。

(ゆでた孫)
運転マナーの達人Mt.ObiさんMt.Obiさん
交通規則の達人ミドリのおじさんミドリのおじさん
洗車の達人カーズさんカーズさん
メンテナンスの達人miyaDさんmiyaDさん

カーズさんの答え

ワックスにはいろんな種類がありますね。
でも、ちょっと整理すれば簡単に分類ができますよ!


まず、成分によって2種類に分けられます。

「カルナバワックス」と「化学合成ワックス」です。

容器の裏側か背面に成分表示がありますので、見てみて下さい。 カルナバワックスは、カルナバと溶剤しか書いていません。 化学合成ワックスは、上記2つに加えて、シリコンオイルおよび付加してあ る化学薬品名が書いてあります。
(カルナバが含まれていない場合もあります)

次に、形状による分け方ができます。

「固形」「半ネリ」「液状」「シート状」などです。

固形、半ネリ、液状はすぐにわかりますね。
シート状は不織布などに染み込ませてあるものです。

固形>半ネリ>液状>シート状 の順番で、耐久期間が短くなると言っていいで しょう。最近では、これに「スプレー状」のものが加わってきました。

次に、性能による分類です。
「保護性能」に重点をおくもの(本来のワックス)
「水垢取り性能」を付加したもの
「キズ取り性能」を付加したもの
「キズを埋める性能」を付加したもの
などに分けられます。

水垢取り性能のあるワックスには、クリーナー成分が混ぜ込んであります。
キズ取り性能のあるワックスには、コンパウンドなど粒子状のものが混ぜ込んで あります。
キズを埋めるものに関しては、いろいろと新成分をうたっていますが、ほとんど が各種シリコンを混ぜ込んだものです。


ここまでワックスの種類について説明してきましたが、選び方のポイントとして、 原料である「カルナバ」に注目してみて下さい。

カルナバは、ブラジルなど南米に生息する植物です。
ワックスの原料は、この植物の葉の裏側に付着する、染み出た油脂を集めたもの です。収穫期の一番最初に取れたものを「1号カルナバ」と言い、お茶などと同 じく、非常に良質とされています。
この1号カルナバを集めた原料は石のように固くなり、車だけでなく、フローリ ングのワックスや木質加工品のつや出しなどにも使われています。 非常に高価なので、これを使ったワックスは価格が高い傾向にあります。

私が自信を持って推奨するのが、この1号カルナバを使った固形のワックスです。 使用量が少なくてすみ、伸びがよく、保護性能も断然優れています。また、作業 性も抜群で時間もあまりかかりません。加えて、基本が植物原料なので、もし車 から流れ落ちても環境への負荷が最小限にすみます。

ワックスというものは、あくまでも塗装の保護性能を重視すべきだと思います。 いろいろな性能を付け加えたり、無理に作業性をあげようと変なものを入れると、 結果として変になることが多いようです。

カルナバは他のものに比べて手荒れも少ないですよ!
クルマも工業製品ですが、自然なものを使うのが1番です。

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