43 担当セールスマンと馬が合わない時は
ぼく、亀井タケノリは、初めてのマイカー購入のため、
クミコとマサノリを連れて中古車販売店に来ている。
クミコとの楽しいドライブのためにも、なんとしてもいいクルマを探さなくては。
ボクは今、ようやく気に入ったクルマが見つかったので、
担当のセールスマンと商談を進めているところだ。
今日のところは時間も遅くなったので、
また明日出直すことにしたのだが…。
「どうしたの、ため息なんかついちゃって」
店からの帰り道、浮かない顔をするボクに、クミコが声をかけてきた。
「うん…。なんだかさ、あの担当の人がちょっと苦手なんだよね…。
話していてすごく疲れるっていうか」
ボクは憂鬱になっている理由を彼女に話した。
「それだったら直接言って、担当の人を替えてもらえばいいんじゃないの?」
「そ、そんなことを面と向かって言えないだろ…」
小心者のボクに、そんなことできるわけがない。
「そうなの?でもマサノリが言ってたよ。
俺がよく使う店は、担当が気に入らない時『チェンジ!』って言えば、
すぐに代わりが来てくれる、って」
…それがクルマを売ってる店だったらいいのだが。
担当のセールスマンがなんとなく気に入らない場合。
こんなとき、ボクはどうすればよいのだろうか?
さてここは…。

主人公。普段は気弱だが、ムキになると人格が変わる悪癖を見せる。

タケノリの彼女。車に関してはまったくの素人。かなりの格闘技通。

タケノリの友人。車に関する知識は豊富だが、いかせん空気が読めない。
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08.09.22更新
08.09.30更新
提供:オートックワン












