97 担当営業マンが新人だったら

ぼく、亀井タケノリは、初めてのマイカー購入のため、
クミコとマサノリを連れて中古車販売店に来ている。
クミコとの楽しいドライブのためにも、なんとしてもいいクルマを探さなくては。


ボクは今、事務所で具体的な商談をしているところだ。しかし…。

「もうちょい、値段どうにかならないもんですかね?」

「は、はい、ちょ、ちょっと待ってください、上の者に聞いてきますので…」

対応してくれている若い営業マンはそう言うと、慌てて奥の方へ消えていった。
年はボクと同じくらいだろうか。まだ経験が浅いのだろうということは、
さっきからの対応のしかたを見ていれば容易に想像がつく。

「うーん、なんかちょっと頼りないな…」

ボクは小声でクミコに言った。

「一生懸命やってくれてるじゃん」

「確かにそれはわかるけどさ…」

大きな買い物だけに、できれば安心した気持ちで買いたいのだが。

「でもあの人よりも、いつものタケノリの方がテンパってると思うけど」

「ま、まぁ、そりゃあしょうがないでしょ…」

…ボクはお客さんより何十倍も気を遣う人を、いつも相手にしてるわけだから。


ボクの担当になった営業マン。新人のようで、どうも頼りないのだが…。
こんなとき、ボクはどうすればよいのだろうか?

さてここは…。

亀井タケノリ
亀井タケノリ
主人公。普段は気弱だが、ムキになると人格が変わる悪癖を見せる。
クミコ
クミコ
タケノリの彼女。車に関してはまったくの素人。かなりの格闘技通。
マサノリ
マサノリ
タケノリの友人。車に関する知識は豊富だが、いかせん空気が読めない。
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