中古車売買の際に起こる「こんなときどうする？」を解決します

ぼく、亀井タケノリは、初めてのマイカー購入のため、
クミコとマサノリを連れて中古車販売店に来ている。
クミコとの楽しいドライブのためにも、なんとしてもいいクルマを探さなくては。

ボクは今、また気になるクルマを見つけたところだ。
値段も手頃だし状態もなかなか。

「このクルマはワンオーナー車ですから間違いありませんよ。オススメです」

他のクルマに比べて、店員さんがやけに熱心にすすめてくる。

「何人もの人に乗られてないから、状態もいいってわけですかね？」

「ええ、そういうことです」

するとマサノリが口を挟んできた。

「ワンオーナーがいいと、一概には言えないと思うぞ」

「えっ？どうして」

「だってお前、今までにクミコとしか付き合ったことないんだろ？」

「ま、まぁそうだけど」

「なのにこんなボロボロにされてるじゃないか」

…オーナー次第、というわけか。

やたら店員さんが押してくる「ワンオーナー車」。
買いなんだろうか、見送るべきなんだろうか。
こんなとき、ボクはどうすればよいのだろうか？

さてここは…。