【その3:購入編】

その差10万円以上!?中古車の年式にだまされるな、登録月まで確認しろ!

中古車の価格を決定付ける要因というのはいろいろとありますが、その中の1つに「年式」があります。

中古車というのは、新車の登録から何年経過したか、すなわち「年式」によって価格が違ってきます。 皆さんも中古車を買いにいくときは、必ず年式を確認するはずです。

今回はそんな「年式」を確認するときの注意点を説明します。

1つ例を出しましょう。

ここに2台の車があります。どちらも同じ車種で、程度も同じぐらいと仮定します。 違うのは年式だけで、1台は平成13年式、もう1台は平成14年式です。

この場合当然平成14年式の車のほうが価格は高くなります。 車種によっても違ってきますが、通常年式が1年式違うと、おおよそ10万以上価格が違ってきます。

しかし中古車を購入するときに、この年式だけでなく 、もう一歩踏み込んで登録月まで確認すると面白いことがわかります。

そうです、車検証にはちゃんと「初度登録年月」という項目があり、 そこには新車で登録した「月」まで記載されているのです。

つまりどういうことかと言いますと、先の2台の車の場合も

1台は    平成13年12月登録

もう1台は  平成14年 1月登録

ということがあるんです。

この場合、年式だけを比べると1年式違うのですが、実際の差はわずか1ヶ月、 場合によっては数日の違いということがあります。そのわずか何日かの違いで、 価格は1年分違ってくるわけです。実利を取るのであれば、平成13年式の安い車を購入するほうが断然お得です。

ただし後に下取りに出すような場合は、やはり平成14年式の車のほうが高い金額がつきますので、 その差額はある程度回収できるとも考えられます。

しかし何年後かに下取りに出す頃には査定金額「0円」なんて場合もありますので、 どちらを購入したほうがお得かよく考えてみましょうね。

通常この「初度登録年月」というのは価格表に記載されていますが、 もしその価格表に登録月まで書かれていないようであれば、遠慮せずにお店の人に確認しましょう。

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