【その10:購入編】

絶対に避けねばならぬ「冠水車」はサビで見分ける!

「災害車両」という言葉を聞いたことがありますか?「災害車両」とは、 自然災害や人災によって何らかのダメージを受けた車のことを言います。 また一言で災害車両と言っても、その種類はいろいろあります。

ひょう害車、塩害車、降灰車、鉄粉車、冠水車など。

中にははじめて聞く言葉もあるのではありませんか?そのような災害車両の中 で、みなさんが一番良く耳にするのは、「冠水車」ではないでしょうか?

冠水車というのは、文字通り水に浸かった車のことをいいます。 台風や洪水の影響、また河原で遊んでいた車などがこの冠水車に当てはまります。

車というのは、いったん水に浸かると、さびが出たり電気系統に支障がでたりして、 いい影響がありません。ですから、これから中古車を購入する人は、 この冠水車の購入は絶対避けなければなりません。

それではこの冠水車、一体どうやって見分ければよいのでしょうか?

実はこの冠水車って見分けるのが非常に難しいです。中古車業界が、 冠水車の規定をきちんと設けていないということも、冠水車がわかりにくい要因の1つだと思います。

そんな冠水車を見分けるために皆さんにチェックしてほしいポイントは、

車にさびが出ていないか?

です。例えば次の写真を見てください。車のカーペットをめくった写真です。

カーペットの下にはさびが多く出ています。この車は冠水車の疑いがあります。

このように特に車の下の部分を調べていき、さびが出ていないかをチェックしましょう。

これからの季節、台風などの影響でこの冠水車が多く市場に出回ることもありますので、十分気をつけてくださいね。

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