【その47:購入編】

個人売買、車の引渡し時に絶対はずせないポイントは3つ!

前回に車を個人売買するときの、車の程度に関する注意点をお伝えしました。 今回は引き続き、個人売買時のお金のやり取りや車の引渡しに関してご説明します。

まず車を購入する人は、お金の準備をしてください。

というのも、個人売買の場合は基本的に、車屋さんのようにオートローンは組めないからです。 相手に対する支払いは現金一括払いのみです。

どうしてもお金が用意できない人は、銀行などでお金を借りることになります。 銀行融資などは、審査から実際にお金が借りられるまで結構時間がかかりますので、あらかじめ準備をしておいてください。

逆にローンを組んで車を買った人は、ローンが完済していないと車を売ることができません。 ローン途中の人は、残債額を一括で清算しなければならないのです。

その場合は、車検証を見ていただくとわかりやすいと思います。 車検証には、「所有者」と「使用者」という欄があります。

ローンを組んで購入した人は、「所有者」の欄が車屋さんや信販会社などの名前になっているはずです。 名義変更するためにはローンを清算して、「所有権解除」という手続きをすることになります。 このあたりは次回にまた詳しくご説明します。

さぁ、交渉も進み、いよいよ車の引渡し!車を引渡す時はある意味一番重要な時です。 売る人も買う人も、以下の3点に注意して失敗のないようにしましょうね。

(1)基本的に、車(必要書類を含む)の引渡しとお金の清算は同時に行います。

お金を支払ったときは領収書、車や書類を渡した場合は受け取り書にサインをもらいましょう。 後で必要書類が足りない!なんてことの無いよう、渡した書類の明細を記載して、何を渡したのかお互いに把握しておきましょう。

(2)車を受け取る人は、内装・外装、エンジンなどの状態をもう一度確認してください。

以前説明した、ガラスの傷もチェックしてくださいね。

【その30:購入編】ガラスのチェック忘れは命取り!最低2回は確認必須!

(3)車以外にも、名義変更に必要な書類はもちろん、車の説明書、点検記録簿、 ナビゲーションやカーステレオなどのリモコン関係、スペアキーなども一緒にもらいましょう。

個人売買の場合、基本的に保証などはありませんので、何か気になる点、不具合部分など、 必ず受け取り時に確認するようにしてください。

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