45.部品の在庫がなくなったら、どうすればいい?
こんにちは!家の車なんですが、平成3年登録ですので今年で15年目になります。大きな不具合もなく乗り続けていますが、最近、調子の悪いところが増えてきました。現在8万5千kmです。自分的には事故で廃車になるまでは乗り続けようと思っています。それで気になりだしたんですが、メーカーにも部品の在庫がなくなった時ってどうなるんでしょうか?修理ができなくなりますよね?現在、メーカーによるとバンパー、マフラー触媒、コンプレッサー、ショックアブソーバー、ミッション等の在庫がないらしいです。これらの部品を交換しなければならない時、どう対応されるんでしょうか?(き〜やん)
廃車まで乗りつづけるクルマが、本当の「愛車」ですね。
私の愛車は、平成2年式、走行20万7千kmです。この数年、さまざまな故障に泣かされていますが、最後、動かなくなるまで一緒に行動するつもりです。
- 自動車メーカーの部品在庫状況
自動車メーカーに、生産完了後の在庫期間に一定の決まりがあるかどうかをたずねてみると、特に決まった期間はないようです。
人気車種や故障頻度などで在庫状況を管理しているようです。管理するのは、自動車メーカーの部品販売会社(部販)で、全国の営業所をコンピューターで結び、一括管理しているようです。広島で修理を依頼すると「新潟に部品がありました」というようなことがありました。
特殊な部品でも、全国のどこにあるのかすぐにわかるのです。たとえ生産が完了し手に入らなくなった部品でも、クルマがある限り、受注生産で対応してもらえると思います(ちょっと高くなりますが(-_-;) )。
- 国も資源保護の立場から、車を長期間使用するよう勧めています
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自動車部品を再利用するよう定めた法律があります。
使用済自動車の再資源化等に関する法律(平成十四年七月十二日法律第八十七号) (自動車製造業者等の責務)
第三条 自動車製造業者等は、自動車の設計及びその◆部品◆又は原材料の種類を工夫することにより、自動車が長期間使用されることを促進するとともに、使用済自動車の再資源化等を容易にし、及び使用済自動車の再資源化等に要する費用を低減するよう努めなければならない。
2 自動車製造業者等は、使用済自動車の再資源化等の実施において自らが果たす役割の重要性にかんがみ、その適正かつ円滑な実施を図るため、関連事業者に対し、自らが製造等をした自動車の構造又は使用した◆部品◆若しくは原材料に関する情報を適切に提供することその他の使用済自動車の再資源化等の実施に必要な協力をするよう努めなければならない。
つまり、廃車の部品を再利用し、車を長期間使用できるようしましょうということで、全国に多くのリサイクルパーツの会社があります。ディーラーに修理を依頼すると、まず系列部販で全国の在庫を調べ、在庫切れなら、リサイクルパーツを手配してくれます。私の場合も、古い車ですが、部品がなくて困ったことはほとんどありません。
- 古い部品は高いのでは?
私のクルマは、部品1つ1つが・・・高いんです(>_<)。ですから、できるだけ純正部品は使いません。ヤフーオークションで買い、ディーラーに持ち込んで修理します(そのために、ディーラーの工場長と親しくしています)。
今日のヤフオクの自動車部品出品数は、メーカー部品63万点を超えています。出品しているのは個人だけでなく、多くのリサイクルパーツの会社が出品しています。
必要な部品を探し、安く買うのは楽しいものです。ただし、いい部品かどうか、自分で判断する必要があります。
- ミッションを交換したときの場合
ミッションが故障すると、新品交換で、○十万円かかります。昨年、私もミッションが破壊、動かなくなりましたが、ヤフオクで2万円で購入、修理費も1万5千円ですみました。きーやんさんの車種がわかりませんのでなんともいえませんが、日本のリサイクルパーツの業界は充実しています。
部品がなくなるまで、愛車を大切にしていただきたいと思います。(^o^)丿
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