58.走行距離10万キロ超。タイミングベルトの交換以外にすることは?

私の車は5年半前に新車で購入したハイブリッドですが、最近、走行距離が10万キロを越えてしまいました。整備書を持っている知り合いによると、一般に 10万キロで交換するといわれている“ベルト”はないそうですが、代わりに何かしておくとよいことがあればおしえてください。(つき)

みかみ先生からのお答え

オープンカーに限らず、車上荒らしは困ったものですね。「これは!」という対策はありませんが、参考にしてください。

車上荒らしが狙う車には、共通点があります。その共通点を知って対策すればいいかもしれません。

タイミングベルトとは

多くの車は、エンジンの回転と給排気バルブの開閉タイミングを、ベルトで合わせています。エンジンがここまで回転したら、バルブを開くとか閉じるとかのタイミングです。そのベルトをタイミングベルトといい、とても重要な役割をになっています。このベルトは多少伸びても、自動的に修正してくれますが、伸びすぎるとタイミングがズレ、エンジン不調になります。走行中に切れると、エンジンが止まるだけでなく、破損することもあります。ベルトの劣化を考慮して、一般的に、10万キロで交換します。

タイミングチェーンとは

しかし、エスティマのハイブリッド車などは、ベルトではなくチェーンでタイミングを取っています。つまり、タイミングチェーンを使用しています。チェーンはベルトのように伸びることも、切れることもほとんど無いので、10万キロで交換することはありません。定期点検のときに、タイミングの確認をしておけば安心です。

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車を運転する方へ、1分でわかる なるほど納得豆知識
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