62.サイドブレーキを引いたら後輪部からゴンと大きな音がします

3000CCの大型車です。車が完全に停車せずクリーピング状態のとき、サイドブレーキを引いたら後輪部からゴンと大きな音がしてとまりました。故障なのでしょうか。又やってはいけない操作でしょうか。小型車では同じ操作でも音はしませんが…?(浜ちゃん)

みかみ先生からのお答え

車種・年式がわかりませんので、一般的なお話をします。排気量の大きい、いわゆるパワーの大きいFR車(フロントエンジン・リア駆動)では、フットブレーキはディスク式、サイドブレーキはドラム式と併用する場合があります。

ディスクブレーキの特徴

ディスクブレーキは、高速時に良く効き、低速時には効きにくい特徴があります。高速道路では、ちょっと踏むとグッと減速しますが、クリーピングのような低速ではききにくいので、倍力装置をつけ、足の踏む力を補助しています。

ドラムブレーキの特徴

ドラムブレーキは、高速時は効きにくく、低速時は強烈に効きます。つまり、高速走行中は、強く踏んでもなかなか減速しませんが、クリーピングのような低速時にちょっと踏むと、ロックしてしまいます。

もし、浜ちゃんのお車が、FR車で、サイドブレーキがドラム式なら、クリーピング時フットブレーキはディスク式なので踏んでも止まりにくい、サイドブレーキを引くとゴンとロックして止まると言うのは理解できます。

ただ、ゴンという音がどんなゴンなのかわかりませんので、ディーラーに相談してみて下さい。ブレーキ回りの取り付けをチェックしておいたほうがいいかもしれません。

充実したカーライフを送るためのお得な情報が満載!

規約に同意の上、登録を行ってください。

車のまぐまぐ!の登録(無料)はこちら→メールアドレス

みかみ先生のメールマガジンはこちら
車を運転する方へ、1分でわかる なるほど納得豆知識
知っているようでよくわかってなかった事。ベテランドライバーが今更聞けない車やガソリンスタンド、 洗車に関する事を解説。免許を取ったばかりの初心者や車が苦手な女性にもよくわかる得する雑学をお送りします。