【その14:購入編】
初めてでも簡単!事故車は“ゆがみ”で見分けろ!
「メーター改ざん」と並ぶ中古車購入における不安要素に「事故車」があります。
皆さんの中には、事故車を買わされそうだから中古車は嫌だ、 という方もいらっしゃるのではないでしょうか?中古車購入において、事故車の問題は避けて通れません。
一言で、事故車を見分ける、と言っても、誰でも簡単にできるものではありません。
特に最近では事故修理の技術も向上し、プロの査定員でも事故歴を見逃すことがあるくらいです。
確実に事故車を見抜くためには、知識と経験が必要になりますが、 今回は初めての方でもわかるように、事故車を判断する基本的なポイントを解説します。
初めて中古車を買う方が、事故車かどうかを確認するときのポイントは、 「車全体のバランスを見る」ということです。
車というのは新車時には基本的に左右対称の作りになっています。それが事故などで修理をすることにより、 車にゆがみが生じる場合があります。
そのゆがみを見分けるわけです。
ゆがみを見分けるのにわかりやすい方法として、ボンネットやドアなどの取付の間隔を確認する方法があります。
次の写真をみてください。丸印の部分の間隔に注意します。
この間隔が上から下まで一定、また左右同じ広さかどうかを確認します。
例えば上から下に行くほど間隔が狭くなっているなど、 この間隔が一定でない場合は、事故の修理などを行った可能性があります。
不安な場合はお店の人からきちんと説明を受ける、また場合によっては購入自体を見送るなどの対策をしてください。
この方法であれば誰でも簡単にできますので、お店に行ったら必ず確認してみてくださいね。
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