【その20:購入編】
驚くほど安くなる!?値引き交渉は9月中旬までに終わらせろ!
新車や中古車をお得に買おうと思った時、1年のうちで外せない月が3月と9月です。
この月は言うまでもなく、多くのディーラーが決算を迎えます。 3月は本決算月、9月は中間決算月になるため、 この月は通常より値引きしてでも販売台数を増やしたいと考えています。
この時期をうまく利用しない手はありません。
今回はこの決算期をどう利用するかをお伝えします。
車業界には、受注実績のカウント方法に特有の慣習があります。 多くの方はそのことを知りません。
よくやってしまう間違いは、決算月の末きりぎりまで交渉をしてしまうことです。 実はこの交渉方法はよくありません。
なぜなら多くのディーラーは当月中に登録まで終えた車のみ、 その月の受注台数としてカウントされるからです。
車というのは契約をしてもすぐに納車されるわけではありません。
契約から納車までの期間として、車庫証明提出や名義変更手続きなどで約2週間はかかります。
つまりディーラーが9月の受注台数としてカウントするためには、 遅くとも9月15日頃までに契約を結ばなければならないのです。
これを知らずに月末までに契約すればいいだろうとのんびり構えていると、 一番いい時期を逃すことにもなりかねません。
逆算すると、これから車を買われるならば、8月の末頃から見積りを集めるなどの準備に入り、 9月頭から本格的に値引き交渉開始、9月半ばに契約といったスケジュールが計算できます。
この決算月には通常月では考えられないぐらいのいい条件が提示されることもあります。 時期を逸してせっかくのチャンスを無駄にしないようにしましょうね。
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