【その23:購入編】
“ナビ付き車でお得”は要注意!ナビの種類を見極めろ!
中古車を購入するとき、その車についている装備に注目する人も多いと思います。
そんな中でも最近では一般的になってきたナビゲーション。
「この車はナビがついていてお買い得ですよ」
こんなセールストークに、車の購入を決心した方もいらっしゃるのではないでしょうか?
当たり前なのですが、中古車についているナビは基本的に中古です。
特に新車時にあらかじめ付いている「メーカー純正ナビ」は、車の年式と同じ年に製造されたものです。 つまり車が5年落ちであれば、ナビも5年落ちということです。
ナビ付きの車を買ったは良いものの、いざ使ってみると、地図は古いし、動作は遅い、 画面も小さくあまり使い物にならなかった、なんてこともありますので注意しましょうね。
そこで今回は車についているナビを見るときの注意点を解説します。
まずナビの種類として、地図データが入っている媒体の違いで、CDナビ、 DVDナビ、HDD(ハードディスク)ナビなどに分かれます。
最近ではHDDナビも多く出回っていますが、DVDナビであれば問題ないでしょう。
CDナビの場合は、古くて動作が遅いなど操作性があまり良くない場合もあります。
またできればナビの地図データが何年版なのかも確認するとよいでしょう。 あまり古いデータですと、ナビの画面上では海の上を走っている、なんて笑い話もあります。
あとは実際に使った時の操作性や画面の大きさなどもチェックしましょう。
ナビの操作に関しては、リモコンで操作するもの、手元のボタンで操作するものなど種類によって違います。
最近人気があるのは「タッチパネル」といい、画面に触れることで操作ができるものです。
しかしこれらは人によって使いやすい、使いにくいがありますので、 必ず実際に自分で操作してみることをおすすめします。
またナビの画面も、現在では7インチ以上が主流になってきています。 あまりに小さい画面ですと非常に見にくくなりますので、このあたりもいろいろな機種を比較してみましょうね。
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