【その30:購入編】
ガラスのチェック忘れは命取り!最低2回は確認必須!
みなさん中古車を購入する際は、車の外装の傷や凹みを細かくチェック入念にチェックしていることでしょう。
しかし外装の傷よりももっと肝心なところがあります。にも関わらず、 ほとんどの方がチェックしていません。その場所とは…
「ガラス」です。
特にフロントガラスは、運転中の視界を確保する重要な部品ですので、 細かなチェックが必要です。
仮に外装が傷ついていたとしても安全上問題はないですが、 ガラスの傷などは視界がさえぎられることもあり、場合によっては非常に危険です。
今回は、そのとっても重要なガラスのチェック方法を説明します。
みなさんが中古車屋に行くと、おそらくフロントガラスにはいろいろなものが貼り付けてあると思います。
価格表、車のスペックやセールスポイントなどが書かれた短冊、車の状態表など。
これらのものが貼られた状態では、ガラスの細かいところまではチェックできません。
最終的に購入の意思があるのなら、これらのものを全てはがしてもらい確認しましょう。 (まだ購入するか迷っている時は、お店の人も嫌がるのでやめましょう)
これらのものを全てはがしてもらったら、ガラスの傷や飛び石の跡が無いかをチェックします。
飛び石の跡とは、トラックの後ろなどを走行した際に、小石がガラスにあたってできた小さなヒビのことです。
この飛び石でできたヒビは、見た目は小さいのですが、そこから大きな割れにつながる場合もあります。
また場所や大きさによっては車検が通らないこともあります。
車検が通らず、後でガラスを交換するとなると、数万円〜10万円以上かかります。 このような跡を見つけたら、修理もしくは交換をしてもらうように交渉しましょうね。
またガラスというのは非常にチェックしにくいので、外からと運転席の中からと必ず2回チェックしましょう。
重要なチェックポイントですが、多くの人が実行していない場所ですのでぜひ覚えておいてください。
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